10月12日(日)
6年生にとっては、野田市少年野球連盟主催の最後の大会、
小学生野球の集大成となる「秋季大会」の
準決勝・決勝が行われました。
準決勝の相手は南部ルーキーズさん。
東京新聞杯で対戦した時は、
5-2で勝利していますが油断は出来ません。
試合は、タイガース初回から攻めます‼
立ち上がりに苦しむ相手投手を見極めて
1死2・3塁の先制のチャンス‼
ここで登場4番シュンが、きっちり仕事します。
ライトへの犠牲フライで先制‼
さらに6番コウセイの内野ゴロで1点。
初回2点を先制します。
さらに2回、足でチャンスを作って、
2死3塁で2番ケイスケが
タイムリーとなるセンター前ヒット‼
さらに3番ヒロトも
タイムリーライト前ヒットで、4-0
その後4回にも相手のエラーで追加点。
投げても、先発ナオキが4回を1安打1失点、
リリーフのナナセが2回を無安打1失点と締めて、
5-2で勝利‼ 決勝進出です。
昼食を食べながら、次の相手をチェック。
もうひとつの準決勝は
東部フェニックスさん対野田ドンキーズさんでした。
試合は10-0と圧倒的な強さを見せて、
東部フェニックスさんが決勝進出です。
東部さんとは、今年2月の新人戦以来の対戦。
新人戦の時は、
準決勝で延長戦の末に敗れ、悔しい思いを‥‥。
絶対にリベンジしてやる‼
チーム全員が、その思いで練習してきました‼
6年生最後の大会。
決勝戦で、相手は東部フェニックスさん。
最高の舞台が整いました。
今まで、いくつか大会があったけど
最後に勝つ、野田で1番強いチームを
決める試合が始まりました。
後攻のタイガースは、
1回・2回と2死2塁のピンチを背負いますが、
先発のエース、ナオキが抑えます。
試合が動いたのは3回の裏でした。
8番アアサが四球で出塁して、
その後1死2塁のチャンス‼
さらに1番ナナセのセーフティーバントが決まり、
1死2・3塁と好機が広がります。
すると動揺した相手投手の、
ワイルドピッチの間にアアサが生還して、
待望の先制点が入ります‼
何とか逃げ切りたいタイガースは、
ナオキが4回無安打無失点と完璧な内容。
リリーフをナナセに託します。
ナナセも5回を三者凡退に抑えます。
そして試合は終盤戦。
この試合の分岐点を迎えます。
先頭に四球で出塁を許し、
続く打者が三ゴロ。
これをサードのタイキが併殺を狙い、2塁へ‼
しかし、判定はセーフ‼
無死1・2塁となり次打者が送りバント。
これを捕手のヒロトが捕って迷わずサードへ‼
完璧な送球でしたが、
ランナーが少しスタートを切っており、間一髪セーフ。
2つフィルダースチョイスが続きましたが、
これは攻めた守備の結果ですからOKです。
無死満塁のピンチ‼相手打者は4番‼
ここで久島監督がマウンドへ。
指示は1点はいいから、とにかく体で止めて
1つずつアウトを取ろうでした。
この緊張する場面、
一番落ち着いていたのは選手たちでした。
きっと練習の成果でしょう‼
ナナセが抑えにかかった3球目でした、
捉えた打球は1塁線へ。
これをシュンが体で止めて、1アウト‼
同点にはなりましたが、
結構強い打球で難しいバウンドを
シュンが体を張って止めて、チームを救いました。
しかし、ピンチは続きます。
1死2・3塁でセーフティースクイズを仕掛けてきました。
これがキャッチャー前に転がります。
ヒロトが捕り、3塁走者を目で制して
3塁走者は動けず、打者はアウト。
そして次打者は中飛に抑えて、チェンジ。
無死満塁を1点に抑えました。
すると、流れは完全にタイガースに‼
2番ケイスケがヒットで出塁して、
盗塁などで3塁へ‼
これに焦った相手投手がボークを取られ、勝ち越し。
さらに2死2・3塁で6番コウセイが
トドメのタイムリーヒットを打って、試合を決定づけました。
そして最終回の守備
最後の打者を、ナナセがキャッチャーフライに抑えて、試合終了‼
二人のピッチャーで、強打を誇る東部打線を
なんと、ノーヒットに抑える完璧リレー‼
やりました‼優勝です‼
歓喜の瞬間でした。
選手、スタッフは笑顔‼
父・母は涙、涙‼
これで野田市少年野球連盟主催の大会は
5大会連続優勝となりましたが、
優勝は何度味わっても良いものです。
表彰式で、賞状、優勝旗、トロフィー貰ってるとき
本当に嬉しさがこみ上げてきました。
タイガースは40年の歴史があるチームですが、
1年間で優勝旗3本貰うのは初めての事と
谷口代表も嬉しそうに言ってました。
朝日新聞には、久島監督、主将ナナセ、
そして今日のMVPコウセイがインタビューされました。
朝日スポーツキッズには、早くて今月に載るとのこと。
さあ次は新人戦とろうきん杯‼
また優勝を味わうために頑張ろう‼